ラルタンについて


オルトに込めた思い

1338年から続く農家として

高度経済成長から見えたもの

農業に生涯をかけるきっかけ

湯塩遠景補正.jpg.jpg私は奈良五條市(旧西吉野村)で農業をする生産者です。私が農業をはじめとする事業を始めたきっかけは高度成長期。華やかな成長の影には公害や、食品汚染が大きな社会問題となりました。その当時から私は大量消費社会に合わせようとする農業に疑問を持ち、自然とともに農業を営む有機農法への転換を図りました。それから多くの苦難と組織の壁と戦う中で、生協の産直に出会います。
生産と消費を直接結び、都市と田舎をともに考える。消費者と生産者がつながることで食の安全と安心をカタチにしていく。この産直こそ自分たちが農業を事業として成立していくため基本であると確信し今日まで邁進してきました。

生産者と消費者をつなぐ架け橋になること

屋外 (32).JPGこの産直を事業として進めていく中で、過疎に苦しみ減退していく産地を元気にし、日本の農業を発展させていく、自分たちの作る農産物を安全に安心に消費者の口に届くまで見守り、見届けたい。そんな壮大な夢に向かって農業だけに留まらず加工をする事業を生産者仲間で立ち上げました。それがこのオルトの母体であるパンドラファームグループです。 自分たちが作る梅や柿をはじめ、紀伊半島を中心に全国の仲間が作る農産物を安心安全を合言葉に加工し、消費者に直接届ける事業をしてきました。
そんな中、農産物が消費者のもとに届くときには、画一された商品品質が求められスーパーで並ぶ野菜や果物はみんな工業製品の様に大きさ、カタチがそろったものばかり。製品規格に合わない農産物は行き場もなく畑の肥やしになるしかない。そんな現状を見る中でなんとかして自分たちの作る農産物を全量消費できないか!という思いから、2003年カット野菜事業を設立することとなりました。しかし、その当時はまだまだカット野菜は市場認知が少なく、設立当初は厳しい運営状況の中なんどこの事業をやめようかと真剣に悩みましたが、設立から10年ようやくカット野菜が市場に広く受け入れられオルトの事業が安定するようになりました。それも生産者と消費者を直接つなぐ産直から始まった畑から食卓まで自分たちの力で安心安全を届ける。
その願いがカタチになったと実感しています。


株式会社オルト 代表取締役社長 王隠堂 誠海